平成27年4月29日(昭和の日)
八幡市立松花堂庭園内別館会議室にて「にじみ絵教員養成講座三周年記念パーティ」が催されました。みなさまにも、その様子をお伝えしたいと思います。
前編・後編の2回に分けて掲載いたします。
(文:中島小百合)
藤の花に迎えられ、鳥のさえずりを聞きながら新緑の庭園を通り抜けました。
田中あづ紀先生、林典子先生、宇津木七実先生をはじめ、会計監査役の田中良宏様、講座修了生等、計9名がお気に入りのmyにじみ絵を携えて集まりました。
林先生の開会のご挨拶の後、輪に加わったフェルトの天使に先導されて、一人一人まず持参したにじみ絵を紹介し、氏名、仕事、そして自分にとってのにじみ絵教員養成講座について語り、自己紹介の時間を持ちました。
質問に答えながら、自己紹介を進めます。
Q:あなたにとってにじみ絵教員養成講座とは?
- 未知の人たちと出会えた。
- 充電の場。
- 毎回ドキドキしながら色と向き合っていた。
- 自分が子供達に教えるという実践の一歩がまだ踏み出せない。
- 体験者が主役になれる時間。
- にじみ絵がもっと広がっていってほしい!
今年の春から新しいお仕事に就かれた方、教職に復帰された方、にじみ絵を高齢者施設や幼稚園で実践されている方々など、それぞれの「今」が描きだされ、にじみ絵教員養成講座について様々な感想と、実践を通して得た気づきが共有されました。
田中先生はこの3年間を振り返られ、主催運営の大変さはあるけれども、人との出会いや繋がりの恵みと楽しみに触れ、より良いものに向かって邁進されてきたこと、またにじみ絵を広める人が今後更に増え、子供たちに伝わっていきますようにと期待の言葉を述べられました。
また修了生の中には遠方にお住まいで、独自にがんばって活動されている方もいらっしゃるとのことでした。
そして、美しいにじみ絵のメッセージカードを送ってくださった宮原貴子さんのお祝いのメッセージを皆で聞きました。宮原さん、素敵なメッセージをありがとうございました。
さて、前半の締めくくりは、お待ちかねのクライマックス!祝杯とケーキの時間です。
銀杯に“Green Shower“というホップの香りのスパークリングウォーターが注がれ、宇津木先生の音頭で乾杯!!たっぷりのフルーツに飾られた純白のケーキにろうそくの灯がともり、祈りを唱和して全員で一斉に灯を消しました。
ケーキに添えられたチョコの板には “The 3rd Anniversary WPLTC” の文字。
― Wet Painting Leaders’ Training Course の略だそうです。「にじみ絵教員養成講座」をなんとか短くしようとした先生の苦肉の策でした。田中先生ご夫妻が吟味して選ばれたというケーキは、甘く優しく口の中で溶けてゆき、私たちの正直な感覚を満たしてくれました。
この後も、パーティはまだまだ続きます。
後半ではワールドカフェ(意見交換会)の様子をお伝えします。
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